ハンターの話

友人のおじいさんが猪や鹿などを山で採る狩猟をしていました。
狩猟で得た野生の動物の肉を食べたことがなかった私は、鹿肉ジビエをごちそうになることに。

友人のお子さんはまるで狩猟している人とは思えないようなとっても物腰が柔らかく、どちらかといえばいろりや暖炉のそばでおとなしく本を読んでいるようなタイプの人に見えました。
ところがいざ山に入ると目が変わるのです。
いかにもハンターというような顔になって、私たちではとても見つけられないような一瞬の変化に気がつきどこに猪や鹿がいるのかを見極めます。
そして鹿を仕留めたのです。

仕留めた鹿はとても大きく、調理する前にさばくところまで見せてもらったのですが、私は申し訳のないことに嘔吐しそうになりました。
このような肉を食べられるものなのかと思っていたものの、実際に食卓に並ぶとさっきの鹿がこうなってしまったのかと言う申し訳ない気持ちと同時にとてもありがたいという気持ちが湧き上がってきて涙が出そうになりました。

鹿肉ジビエについてはこちらのサイトに詳しく書かれています。